LASIKには経験が必要

LASIKはフラップ作成に経験と技術が必要であり、LASIKを行おうとする医師は、十分なトレーニングを積まなければならない。最近、一日でLASIKを学ばせてグループの医師に取り込もうとする医療機関やそのサポート会社の活動が目につくが、LASIKは一朝一夕で技術をマスターできるものではない。真似事はできても似て非なるもの。正しいLASTIKでなければせっかくの効果も得られず、むしろ治療を受けなかった方がよかったということにもなり兼ねない。LASIKを行おうとする医師は少なくとも三千例以上の症例経験のある医師指導のもと、半年以上はトレーニングを積む必要があるだろう。ところで、二年前、他院のLASIKによる合併症がテレビで放送された。金属粉と思われる異物が角膜内部に残留していたが、この治療を行った医師は、 ①手術用手袋もせずに素手で直接角膜フラップ内面を押さえている ②レーザー照射後に角膜面の洗浄を行っていない ③屈折治療の経験が浅く症例もわずかである ④屈折矯正の専門医ではないなどの問題があった。 角膜に異物が残留することは角膜面の洗浄が不充分な場合に起こり得る。錦糸眼科では、検診時に必ずモニターで治療後の角膜を患者さんにお見せしているが、こうしたことは今まで一例もない。治療を受けた患者さんの角膜の状態は、他の眼科医が精査しても治療したことはほとんどわからないくらいのレベルで行っている。

 

 

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